Part2 戦闘潮流

2-7.シュトロハイムvsカーズ

2-7.シュトロハイムvsカーズ

 ジョセフに倒されたエシディシですが、脳髄だけになりながらも最後の力を振り絞り赤石を狙います。エシディシはリサリサの使用人であるスージーQの身体を乗っ取り、赤石を仲間たちの元へ郵送してしまいました。
 エシディシに止めを刺し、赤石の行方を追うジョセフたち。判明した宛先はスイスのサンモリッツ。赤石を追いかけるのはジョセフ、シーザー、リサリサ、メッシーナの波紋使い四人組です。

 ジョセフ一行はスイスで赤石に追いつきますが、一足先にナチスが赤石を手に入れてしまいます。ヒトラーは世界征服のために不老不死を目指し、石仮面と赤石のパワーを欲しがっていたのですね。
 ナチスの隊長はサンタナ戦で死んだと思われていたシュトロハイム。ナチスは情報を聞き出すためにジョセフたちにも同行を求めます。そこを襲撃したのが柱の男たちのリーダーであるカーズ。サイボーグとして復活したシュトロハイムvsカーズの激突です。

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2-6.ジョジョvsエシディシ

2-6.ジョジョvsエシディシ

 ワムウとエシディシとの決戦に向け、リサリサのもとで波紋の修行をするジョセフとシーザー。修行も大詰めを迎える中、柱の男たちが探し求める「エイジャの赤石」は師匠のリサリサが所持していることが判明します。

2-6エイジャ

 もともとジャンプ連載当時は「ロマンホラー真紅の秘伝説」というキャッチコピーもありまして、ついに物語の確信に迫る赤石が出てきたと、少年時代のエス氏はワクワクしたものです。

 ここで柱の男たちと波紋の戦士たちの対立関係を整理しておきましょう。
 柱の男たちの目的は究極の生物になること。彼らの弱点は太陽なので、それさえ克服すれば完全に人間を越えた存在になれます。柱の男たちの中で最も知能の高いリーダー格のカーズは、人体実験の結果石仮面を生み出しました。石仮面によって人間は吸血鬼になり、吸血鬼は柱の男たちにとってのエネルギー源になりました。

 そして石仮面の真の目的は、柱の男たち自身が石仮面の力によって究極の生物に進化することにあります。
 しかし石仮面は人間には有効ですが、不死身の柱の男たちの脳を刺激するにはパワーが足りません。そのパワー不足を補うのが赤石です。

 赤石は太陽の光を増幅する機能があり、石仮面のパワーをアップさせる効果があります。それでも柱の男たちの脳を刺激するには、この世のどこかにあるという最高の赤石「スーパー・エイジャ」が必要というわけです。
 このスーパー・エイジャが、リサリサがもつエイジャの赤石というわけですね。

 対する波紋の戦士たちが使う波紋エネルギーは、太陽と同じ力があります。波紋の力は太陽が弱点である柱の男たちには有効ですが、もし柱の男たちが太陽を克服して究極の生物になってしまった場合、波紋の力では彼らに対抗出来なくなってしまいます。

 そこで波紋の戦士たちは、エイジャの赤石を護りつつ柱の男たちと戦ってきたわけですね。リサリサが赤石を持つ以上、いつかは柱の男たちと戦う運命にあるというわけです。

 という設定を踏まえた上で、ジョセフは提案します。赤石をぶっ壊そうと。実にもっともな提案だと思いますが、リサリサは拒否します。赤石を壊すと柱の男たちを倒せなくなるという言い伝えがあるのだとか。
 この設定についてはラストバトルで検証したいと思います。

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2-5.ジョジョvsワムウ①

2-5.ジョジョvsワムウ①

 シーザーを一蹴したワムウは周囲を見渡し、他に波紋使いの仲間がいないか確認します。誰もいないとして立ち去ろうとする柱の男3人組に、ジョセフはここに自分がいるとアピールします。

2-5おほおほ

 このシーンは連載当時大のお気に入りでしたね。友達の間でも大いに流行りました。

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2-4.シーザーvsワムウ①

2-4.シーザーvsワムウ①

 サンタナを倒した後、ローマでシーザーと合流したジョセフ。いがみ合いながらも行動を共にします。

死亡フラグ

 イタリア人シーザーの友人マルクはドイツの軍人で、来週祖国へ帰って結婚するという実に分かりやすい死亡フラグを立ててくれます。ジャンプに連載当時は当然死亡フラグなどという言葉はありませんでしたが、子供ながらに「こいつは死ぬな」という予感はありました。

 有名な観光所である「真実の口」は柱の男3人が眠る地下への入り口になっていました。ジョセフとスピードワゴンに柱の男を見せるために一行は地下に入ります。眠っている柱の男は岩石になっているため、対生物用の能力である波紋は通じないそうです。柱の男たちが目覚めてから戦うつもりだったようですが、運び出して海の底にでも沈めてしまえばよかったと思いますけどね。

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2-3.ジョジョvsサンタナ

2-3.ジョジョvsサンタナ

 ドノヴァンからスピードワゴンの生存を知ったジョセフ。ナチスに捕われている彼を救助に向かいます。

 一方ナチスの基地では柱の男を目覚めさせる実験が行われていました。柱の男サンタナは、石仮面で吸血鬼となった人間を体全体で食べてしまう驚異の能力の持ち主。実験室を抜け出したサンタナをナチスのシュトロハイムが攻撃します。

2-3波紋ヘア・アタック

 ナチス兵の銃弾を浴びても無傷のサンタナは、逆に指先から銃弾を打ち返して反撃に出ます。迎え撃つのは基地に侵入したジョセフ。シュトロハイムの髪の毛を毟り、波紋を流して銃弾を弾き返すバリヤーを作り出しました。

 ここで疑問。波紋ヘア・アタックなる技で銃弾を防ぐことはちょっと出来ないんじゃないかな~と。波紋を流したところでしょせんは髪の毛。銃弾は髪の毛よりもずっと重く、それが超高速で飛んでくるわけですから、宙に浮いた髪の毛なんて弾き飛ばされてなんの防御にもならない様な気がしますけど。

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2-2.ジョジョvsドノヴァン

2-2.ジョジョvsドノヴァン

 ストレイツォを倒したジョセフは、彼から「柱の男」の話を聞きます。「柱の男」はストレイツォが殺したスピードワゴンたちの血を吸い、まもなく目覚めるといいます。「柱の男」が血を吸うのを怖れたストレイツォは、スピードワゴンたちの死体を近くの川に捨てたのですが、このことから犯行が発覚してしまいました。
 ふむ、今にして思えばストレイツォは彼らを皆殺しにする必要はなく、ゾンビにしてしまえば良かったのではないでしょうか。

スピードワゴン自白

 そして死んだと思われたスピードワゴンはナチスに保護されていいました。Part2は1938年の物語で、第二次世界大戦勃発前です。そしてヒトラー率いるナチスも石仮面と「柱の男」の力の秘密を解き明かそうとしていました。
 ナチスの将校シュトロハイムはスピードワゴンに自白剤を投与し、ストレイツォやジョースターなど過去の出来事全てを聞き出します。そして捕虜の血を使って「柱の男」を目覚めさせようとしますが、思わぬ事態に陥ります。

ジョセフゴーグル

 一方ジョセフは「柱の男」が気になり、遺跡のあるメキシコに向かいます。砂漠をバイクで走り、スピードワゴンの遺体が消えた謎を探ろうとするジョセフ。立ち寄った町でゴロツキから食料とガソリンを巻き上げますが・・・ジョセフはそもそもどういうワケでこんなに強いんでしょう。身体が大きく身体能力が高いのは分かりますが、吸血鬼と化したストレイツォ相手に動じることもなく、マシンガンや手榴弾を使いこなし、百戦錬磨の強者という風ですけど。ゴーグルのレンズを飛ばす辺り、波紋とか関係ないですからね。

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