2-9.リサリサvs鋼線のベック
シーザーの死による悲しみを乗り越え、ジョセフとリサリサはホテルの奥へと進みます。足元に残る血痕から、ワムウはかなりのダメージを受けていると思われます。ホテル内には罠の危険もありますが、二人はワムウに回復の時間を与えないように追撃することを選びます。

気味の悪いドアノブに思わず悲鳴を上げるジョセフ。どこからともなく声が聞こえます。
「ドアじゃねーズラ」

いやいやいや。完全にドアの絵だったのが、次のページでは人の絵になっています。これはジョセフが見誤ったのか、それとも相手がドアに擬態していたのか・・・。
吸血鬼の奇襲を受けるジョセフ。相手の手の指はなぜか10本くらいあるように見えます。クラッカーヴォレイで防ぎますが、ヒモが切られてしまい武器としては無力化してしまいました。
吸血鬼の名前は鋼線のベック。鋼線と書いてワイアードと読みます。脱獄囚だった彼を、カーズは石仮面で吸血鬼の部下にしたのです。吸血鬼は第1部のボスキャラでしたが、柱の男たちからすると部下に過ぎないわけですね。
ベックの相手をしようとするジョセフをリサリサが遮ります。リサリサに対し下品な言葉をかけるベック。シーザーが殺されて激おこなリサリサはベックを挑発します。

怒って全身から針を出すベック。指が10本に見えたのはこの針でした。生意気な女リサリサに抱きしめのお仕置きをするため、ベックは予想以上のスピードで襲いかかります。
リサリサは身につけていた長いマフラーをベックに巻付けます。このマフラーはなんなのかと訝しがるベック。リサリサはもうベックに背を向けて歩き出しています。
リサリサの無駄の無い動きに驚くジョセフ。彼はリサリサに無視されたと怒るベックに、もう波紋を流されてお仕置きされてしまったと伝えます。

ベックはリサリサの背後から襲いかかりますが、波紋のダメージで死亡します。北斗の拳の雑魚っぽい最後でしたね。
さて、雑魚キャラ鋼線のベックはどうすれば波紋使い相手に善戦出来たでしょうか。まずはドアの前でジョセフに声をかける必要はなかったですな。いきなり攻撃すれば、クラッカーヴォレイを壊す以上のダメージを与えられたでしょう。その後はリサリサに瞬殺されますけど。
クラッカーヴォレイは破壊されてもどうということはないですな。シーザーのシャボンカッターに比べるとあまりにもショボい武器でしたから。
同じ吸血鬼とはいえ、ベックはディオのように気化冷凍法とかは使えないんですかね。冷凍法は波紋相手に非常に有効な防御方法でしたから。まあ冷凍法を使えないのは柱の男たちも同じですけど。
冷凍法無しでも、よくよく考えるとベックはジョセフ相手ならある程度は戦えたように思います。クラッカーヴォレイがなくなったジョセフは、素手でベックに波紋が流せません。全身トゲトゲですからね。リサリサはマフラーで瞬殺しましたけど、素手ならこうは行かなかったでしょう。ジョセフは糸を張って戦うことも出来たでしょうが、受けに回ると苦戦したでしょうね。
リサリサはマフラーが無ければどう戦えばいいでしょうか。彼女は戦闘の達人のような描写ですが、ディオ曰く吸血鬼は人間を超越しているので、人間の戦闘技術がどの程度通用するものでしょうか。パワーとスピードは人間の比じゃないはずなので、ベックのような体当たり系の攻撃は人間相手に非常に効果的に思えます。波紋の攻撃も、剣やシャボンカッターのような武器経由ならともかく、素手の拳ではベックの全身の針に対抗出来ないでしょう。
ベックは吸血鬼のパワー&スピードでリサリサにタックルすれば、仮にマフラーがあってもリサリサを捉えて相打ちには出来たと思います。マフラーでベックを攻撃することは出来ても、タックルのパワーを止めることは出来ず、そのスピードは人間レベルでは躱すことは出来ないのでは・・・。
こう考えると意外に強そうな鋼線のベック。彼が雑魚だったのは、ズラズラいう言葉使いからも分かる通り、馬鹿だったからでしょう。第1部のラスボスだけあって、本来吸血鬼は相当に強いはずなのです。

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波紋を込めた道具の攻撃力や防御力が気になります。波紋ヘア・アタックや波紋カッターみたいに髪の毛やワインで金属を普通に防げるなら体毛もマフラーや帽子の糸で防げないのでしょうか?。それが可能なら防いだ瞬間に波紋が流れてあっさり倒せそうです。
素手でも波紋を込めた指でエシディシの手を止める描写も気になりました。波紋の防御は筋力を超えちゃうのかな?特に波紋を込めたチョップがカーズの刀を切れるならベックの体毛など素手で簡単に貫いてしまいそうですが・・?
質問だらけですいません><。でもこれは小さい頃からのずっと謎だったのです