2-2.ジョジョvsドノヴァン
ストレイツォを倒したジョセフは、彼から「柱の男」の話を聞きます。「柱の男」はストレイツォが殺したスピードワゴンたちの血を吸い、まもなく目覚めるといいます。「柱の男」が血を吸うのを怖れたストレイツォは、スピードワゴンたちの死体を近くの川に捨てたのですが、このことから犯行が発覚してしまいました。
ふむ、今にして思えばストレイツォは彼らを皆殺しにする必要はなく、ゾンビにしてしまえば良かったのではないでしょうか。
そして死んだと思われたスピードワゴンはナチスに保護されていいました。Part2は1938年の物語で、第二次世界大戦勃発前です。そしてヒトラー率いるナチスも石仮面と「柱の男」の力の秘密を解き明かそうとしていました。
ナチスの将校シュトロハイムはスピードワゴンに自白剤を投与し、ストレイツォやジョースターなど過去の出来事全てを聞き出します。そして捕虜の血を使って「柱の男」を目覚めさせようとしますが、思わぬ事態に陥ります。
一方ジョセフは「柱の男」が気になり、遺跡のあるメキシコに向かいます。砂漠をバイクで走り、スピードワゴンの遺体が消えた謎を探ろうとするジョセフ。立ち寄った町でゴロツキから食料とガソリンを巻き上げますが・・・ジョセフはそもそもどういうワケでこんなに強いんでしょう。身体が大きく身体能力が高いのは分かりますが、吸血鬼と化したストレイツォ相手に動じることもなく、マシンガンや手榴弾を使いこなし、百戦錬磨の強者という風ですけど。ゴーグルのレンズを飛ばす辺り、波紋とか関係ないですからね。
バイクで移動するジョセフは背後に違和感を感じます。誰かに見られている様だと感じますが、砂漠をバイクで走るジョセフを尾行出来る者などいるのでしょうか。
ジョセフは怪しい布切れを調べますが、やはり誰もいません。気のせいかと思ったところに奇襲をかけたのが今回のバトルの相手、ドノヴァンです。ジョセフはかろうじて攻撃を受けますが、ナイフで腕を刺されてしまいます。私ならこの時点で戦闘不能ですが、まあジョセフは実質ノーダメージですな。
宙を舞う布切れに身を隠すという離れ業をやってのけるドノヴァンは、自称野生のコウモリにも気づかれずに近づくことが出来るそうです。ドノヴァンの身の軽さは砂の上に足跡一つ残さないほどで、尾行に最適の能力といえます。
しかしドノヴァンは尾行ではなく、ストレイツォの情報を聞くためにジョセフを拉致するとか余計なこといいまくりです。黙って拉致れといいたいですね。
そもそも身が軽いだけでバイクのの追跡は出来ませんけどね。
ジョセフはドノヴァンの顔つきや言葉のなまりから彼がドイツ人でナチスの人間だと判断しますが、この辺りはマッチョにして頭脳派のジョセフらしいですね。一方ドノヴァンはナチス親衛隊コマンドーの自信からか、否定もせずに正体バラしてますけど。
「かかって来な!ナチ公」という素手のジョセフに対し、ナイフを持ったナチス親衛隊コマンドーのドノヴァンさんは少々プライドが傷つくものの、遠慮なく襲いかかります。ジョセフはドノヴァンが身を隠していた布切れを投げつけ目くらましに使いますが、ドノヴァンには通用しません。
逆にジョセフはドノヴァンの細長く伸びるナイフに切り刻まれ、顔面に膝蹴りを喰らってダウンしてしまいます。
ジョセフの顔面を踏みつけ勝利を確信するドノヴァン。しかしジョセフの準備は既に終わっていました。波紋を流したサボテンが破裂し、刺がドノヴァンの顔面に突き刺さります。形勢逆転でジョセフの勝利ですな。
この後ドノヴァンはジョセフに痛めつけられ、スピードワゴンの情報を吐かされます。スピードワゴンが生きていることを喜ぶジョセフは、ナチスの施設に彼を救出に向かいます。
さて戦闘のプロであるドノヴァンさんは、なにゆえジョセフに敗れたのでしょうか。ジョセフを追跡した技術は超人的でしたね。布切れに隠れ、砂の上に足跡も残さないほど身軽なドノヴァンさんですが、だだっ広い砂漠をバイクに乗って移動するジョセフを追跡出来るはずがないように思えますが・・・。布に乗って空でも飛んだのでしょうか。
ドノヴァンさんはナチスのコマンドーで、戦闘技術でジョセフを圧倒します。ジョセフはいい体格をしていますが、しょせんは素人。普通ならドノヴァンさんの勝ちだったのでしょうが、波紋に敗れてしまいます。波紋の知識があれば対抗出来たかも知れませんけど、そこは知らされていなかったのでしょうか。
ドノヴァンさんの目的はジョセフと拉致することだったので、銃を持った複数で囲んでしまえば簡単だったと思いますけど。ジョセフに尾行を感づかれ、一対一で戦うことになったのがドノヴァンさんの不運でしたね。軍人らしく任務を遂行してほしかったですな。
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