ジョジョの奇妙な冒険ベストバウト

Part1　ファントムブラッド　ベストバウト

第1位　1-16.ジョジョvsディオ⑤

　ファントムブラッドのベストバウトは、やはりジョジョとディオのバトルですね。何度も対戦している二人ですが、波紋を身につけたジョジョとディオの対決はこのバトルが初です。
　吸血鬼のディオはパワー、スピードで人間を遥かに凌駕しています。さらに波紋以外のダメージは瞬時に回復し、気化冷凍法などの防御法も持っていて、戦力的にはジョジョを圧倒しています。一方のジョジョも波紋という切り札があり、一発逆転が可能です。
　圧倒的戦力のディオに対して果敢に立ち向かうジョジョ。見応えのあるバトルでした。

第2位　1-12.ジョジョvsタルカス

　ディオに次ぐ強敵といえばタルカスでしょうね。チェーンネックデスマッチというタルカスに有利な状況だったとはいえ、ジョジョとツェペリを二人同時に倒したのは見事でした。
　ポコの活躍もよかったですね。ポコが扉が開いてツェペリが入ってきた時の安心感はスゴかったですな。まさかの瞬殺でしたが。

第3位　1-6 ディオvs浮浪者2名

　ディオが石仮面の秘密に気が付くバトルですね。街の浮浪者をためらいもなく殺害するディオ。やっぱりどんでもない男ですね。台詞もカッコ良すぎます。当時小学生だったエス氏達はよく真似したものです。学校の先生が”衛生観念もないたかがじじいの浮浪者が～”という小学生らしからぬ言葉に驚いていたのを覚えています。
　それにしても吸血鬼の力はスゴいですね。ディオがジョジョを簡単に倒す攻撃を思いつきました。超パワーで石を投げつければ無敵なんじゃないでしょうか。なんせこの力ですからね。

　ファントムブラッドはなんといってもディオが魅力的ですね。ジョナサンも好きですが、真面目すぎますね。ジョジョは少年時代の方が魅力があったと思います。ディオはジョナサンとは対照的な悪党でしたが、彼の言葉には常に上から目線の魅力があります。ディオはPart3でDIOとして復活しますが、この頃の魅力は薄れてしまったと思いますな。
　波紋という能力も当時は画期的で好きでした。普段は物静かなジェントルマンのジョナサンが、必殺の波紋を使う時は燃え尽きるほどヒートしちゃうのも良かったですね。
　バトルを見ると、やはりスタンド戦の駆け引きはまだほとんど見られませんね。ジョナサンは真面目すぎて相手の裏をかくようなバトルは苦手なのかも知れませんな。

　さて、次回からはPart2　戦闘潮流のバトルを検討してみたいと思います。が、その前に少しこれまでの記事の手直しをしたいかなと。再会まで少々お待ちください。