1-13.ダイアーvsディオ
ジョジョが生きていたことに驚くディオ。ちゃんと仕留めておかないからこういうことになるんですな。ディオはジョジョをこの手にかけたくなかったと告白します。彼にも子供の頃から同じ家で育ったジョジョに対しては、いくらかは特別な感情があったのでしょう。
それが自身の精神的な甘さだと悟ったディオは、自らジョジョを惨殺処刑しようとします。ジョジョの方はすでに親を殺され、ツェペリも殺されていますからね。ディオを殺る気満々です。
恨みを晴らすためにディオを殺すという紳士らしからぬ心情を吐露するジョジョ。しかしトンペティの弟子でツェペリの親友だったダイアーが割って入ります。先に恨みを晴らすのは自分だと主張するダイアー。かませ臭がプンプンただよっています。
武術の達人っぽい動きでディオに近づくダイアー。少し感心するディオですが、人間を越えている彼には全く関係ありません。
ダイアーのスローな飛び蹴りを手で払おうとするディオ。その瞬間、ダイアーの両足がディオの両腕を封じます。
「かかったなアホが!」
う~ん、好きですねこの台詞。小学生の頃、友達とジョジョごっこをする際によく使われた台詞でもあります。
ダイアー必殺の稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)が炸裂します。スピードワゴンは攻守において完璧と述べ、ストレイツォはこの技を破った格闘者はいないと断言します。
しかし残念ながらダイアーはディオの気化冷凍法によって瞬時に凍らされてしまいます。一瞬にして全身を凍らせるとは・・・相変わらず強すぎな技です。スピードワゴンは相手の体内の水分を気化させるといっていますが、はて、ディオは自分の肉体を自由に操ることが出来るのでは・・・。まあ良しとしましょう。
首だけ残してバラバラにされてしまったダイアーですが、ただでは死にません。薔薇の花を喰いちぎり、ディオに向かって飛ばします。薔薇は見事ディオの右目を貫きます。一矢報いたダイアーですが、その直後凍り付いて砕けてしまいました。単なるかませかと思ったら、まさかディオに一撃を喰らわせるとは・・・ご大層な名前の必殺技は雑魚でしたが、意地は見せたといえますな。
ダイアーの敗因は、まあディオとの戦力差が大きかったということですが、せめて事前にジョジョからディオの能力を聞いておくべきでしたな。相手は吸血鬼ですからね。タイマンに拘る必要はなく、みんなで囲んで戦わないと勝てないでしょうね。
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