7-18.ヴァレンタイン vs ジョニィ [D4Cラブトレイン vs タスクACT4]

 vs大統領第4戦目です。前回はジャイロが無限の回転で大統領を追いつめましたが、あと一歩のところで敗れてしまいました。大統領はジャイロの遺体にさらに銃弾を撃ち込み、完全にとどめを刺します。
 そしてジョニィへ襲いかかる大統領。最後の戦いです。

 ジョニィは無限の回転を使った爪弾を打ち込めれば勝ちです。大統領が怖いのは無限の回転だけなので、馬さえ始末すれば勝ちです。ここまで来るとシンプルですね。
 大統領はうまいことジョニィの馬を倒します。無限の回転を得られなくなったジョニィの敗北かと思いきや、彼の手にはジャイロに渡せなかった鉄球がありました。鉄球の回転に反応した馬の身体は、ジョニィの身体を蹴り上げます。馬の身体を使った無限の回転。タスクの最終段階ACT4が発動します。

 ACT4は空間の隙間をこじ開け、大統領に襲いかかります。大統領は別の次元に逃げ込みますが、無限の回転で与えられたダメージは、いくら別の次元に逃げても逃げ切ることは出来ませんでした。勝負はジョニィの勝ちです。

 敗北を認めた大統領は取引を持ちかけます。別の次元からジャイロを連れてくる代わりに、遺体をよこせというのです。うーむ、図々しい。ジャイロと自分の命の取引なら分かりますが、遺体をよこせとは。
 ジョニィは悩みますが、別の次元から連れてこられたジャイロは、ジョニィが一緒に旅をしたジャイロとはもう別人です。結局、大統領の報復はしないという言葉にもウソがあったので、交渉は決裂します。
 最後はお互いに爪弾と銃弾を打ち合い、大統領が死亡します。よく分からないのですが、完全敗北しているはずの大統領も、当たりどころがよければジョニィを倒せたのでしょうか。

 大統領の誓いは正直信じたかったですね。父親のハンカチにかけて誓ったのに、残念です。でも大統領が私利私欲ではなく、愛国心から行動していたというのは本当でしょう。彼はアメリカのために遺体を手に入れようとしていたのです。ジョニィもアメリカ人ですけどね。

 大統領の敗因は、馬を倒したあとジョニィに最後の爪弾を撃たせたことです。さっさと始末すればいいものを、ジョニィたちを試練だといい、自分はそれを乗り越えるという謎の余裕をかましたおかげで敗北を喫しました。DIOを倒し、ジャイロを倒した大統領でしたが、詰めが甘かったですな。
 大統領は別の次元からホット・パンツのスプレーを持ってきていたので、ジョニィと馬はダメージが完全回復します。ホット・パンツがいないのに…なんて便利なスプレーなんでしょう。

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承太郎