7-6.リンゴォ・ロードアゲイン [マンダム]

 いろいろな意味で変わった男だと思うのがリンゴォ・ロードアゲインです。自分の能力を明かし、正々堂々の勝負を挑んできます。自分を殺そうとする「漆黒の意思」を持った相手と戦い勝利すれば、自分が成長出来るというのが彼の考えです。
 スタンド名はマンダム、能力は時を6秒戻す、というシンプルなものです。時は6秒以上の間隔をあければ何回でも戻せます。時が戻っても、6秒間の記憶は引き継がれるというところがポイントですね。

 シンプルな能力ですが、ある意味強力です。リンゴォにダメージを与えても、6秒以内にスタンド能力が発動すれば、ダメージは回復してしまうからです。実際この能力でホット・パンツに勝っています。ジョニィは正々堂々の打ち合いでやられてしまいました。ガンマンとして優秀なんでしょうね、普通に。銃の射程距離がどうこういってましたから。
 彼を倒すには、「漆黒の意思」が必要です。襲われたら対応するという正当防衛の考え方は通用しません。リンゴォは必ず先に相手に撃たせます。彼を殺すつもりで攻撃しないと勝てないのです。

「オレは「納得」したいだけだ。マルコが本当に処刑されなくてはならないのか!?ジョニィが見つけたがっている「遺体」とは何者なのか?「納得」は全てに優先するぜッ!!でないとオレは「前」へ進めねえッ!「どこへ」も!「未来」への道も!探す事は出来ねえッ!!」

 このジャイロの台詞はスティール・ボール・ランで一番印象に残っているものです。確かに「納得」したいですよね、いろいろなことに。

 ジャイロとリンゴォの決着は、空中に浮いている木の破片を上手く利用したジャイロが勝ちました。・・・木の破片は一体何秒宙に浮いているんでしょうか。納得いかないですね~。
 リンゴォは正々堂々戦って破れました。彼の敗北については特にコメントすることはありませんな。

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承太郎